妖精は老婦人に3つの願望を叶えさせることに決めた。
「最初の願いを言ってください。」
老婦人は答えた。
「裕福になりたいです。」
次の瞬間、彼女の座っていた椅子が金に変わった。
「2つ目の願いはなんでしょう?」
「若返りたいです。」
次の瞬間、老婦人は若くて美しい女性になっていた。
「次が最後です。願いはなんでしょう?」
そのとき、彼女が飼っていた猫が膝の上に飛び乗った。
それを見て彼女は言った。
「この子をハンサムな若い王子にできますか?」
瞬く間に猫はハンサムな若い王子になった。
ハンサムな若い王子は彼女に寄りかかり、耳元で囁いた。
「僕を去勢しなかったことを後悔しないかい?」