酔っ払った男がバーテンダーに言った。
「おい、賭けをしようぜ。俺の右目をもし俺が噛むことが出来たら100ドルだ。」
バーテンダーはその賭けを引き受けた。
すると酔っ払いは義眼の右目を取り外し、それを噛んで見せた。
酔っ払いは更に飲み、今度はバーテンダーにこう言った。
「今度は200ドル賭ける。次は左目を噛んでやる。」
バーテンダーは男の左目をよく見てからその賭けを引き受けた。
すると酔っ払いは入れ歯を取り出し、入れ歯でその左目を挟んだ。
バーテンダーはかなり悔しがり、酔っ払いは相変わらず飲み続けた。
酔っ払いは次にこう言った。
「あのショットグラスをカウンターの上に滑らせてくれ。滑っているグラスの中に一滴漏らさず小便をしてやる。500ドルでどうだ。」
バーテンダーは喜んで賭けを引き受け、目にも留まらぬ速度でグラスをスライドさせた。
男は立ち上がって小便をバー中に撒き散らした。
それを見たバーテンダーは500ドルの大金に大声を上げて喜んだ。
その後ろで別の男が悪態をついている。
バーテンダーが事情を聞くとその男は言った。
「あの酔っ払い、バーに小便を撒き散らしたらバーテンが喜ぶって1,000ドル賭けてたんだ。」