少年が算数の授業を受けている。
先生が少年に質問した。
「今、あそこのフェンスの上にスズメが5羽いるとしましょう。君は鉄砲で1発、そのスズメを撃つとします。さて、後には何羽残るでしょうか?」
少年はちょっと考えてから言った。
「0羽!音にびっくりしたスズメが全部逃げちゃうから、0羽なんだ!」
先生は愉快そうに笑うと、少年の頭を撫でて言った。
「先生は君の考え方がすごく好きだよ。」
「じゃあ、先生。今度は僕が問題を出すよ。いい?」と、少年が聞く。
「ふむ。」
「公園のベンチで3人の女性がアイスクリームを食べています。1番目の女性は、コーンの周りをぺろぺろ舐めています。2番目の女性は、コーンをバリバリ噛んでいます。3番目の女性は、コーンを口の中に頬張っています。さて、この中で結婚している女性は何番の人でしょう?」
先生はこの不愉快な質問を、よく考えて答えた。
「3番の口に頬張る女性だな!」
「ブブー。」
少年は無邪気に笑いながら言った。
「正解は1番の人でした! でも・・・僕は先生の考え方がすごく好きだよ。」