月曜日の朝、先生が教室に入ると黒板に小さい字で「ペ○ス」と書いてあるのを見つけた。
彼女はクラスを見渡したが、犯人を見つけることはできなかった。
彼女は文字をすばやく消して授業を始めた。
火曜日、彼女は月曜よりちょっと大きく書かれている文字を見つけた。
今度も犯人は分からずに猛スピードで消して授業を始めた。
水曜、木曜と、「ペ○ス」という字はだんだん大きく書かれていった。
金曜日、黒板に書かれている文字を見て彼女はとうとう堪忍袋の尾がきれた。
「もう充分です!月曜にまた書かれていたら全員落第にします!」
そして月曜日、メッセージが黒板に書かれている。
「先生知らないの?擦れば擦るほど大きくなるんだよ。」